2020年5月25日月曜日

【まちづくり憲章】のご紹介
 玉川学園地区には町内会自治会連合会が制定した「まちづくり憲章」があります。皆さん、ご存知でしたか?

1、豊かな文化が花ひらくまち
先人の努力をふまえ、子どもも大人も高齢者も障がいを持つ者も、地域の人々が手を取り学び、高め合える豊かな文化のまちをつくる。

2、恵まれた緑と自然を大切にしたまち
木々の緑、湧水や井戸、集まる小鳥や動物たちなど四季折々の環境と生態系を大切にするとともに、地震などの自然災害にも配慮したまちをつくる。

3、地形の持つ魅力や街なみ景観を尊重するまち
丘と谷戸、坂道や家々が織りなす、変化に富んだ地域の特徴や魅力を理解し、地形をいかした眺望やまちなみ景観を尊重し、大事にしたまちをつくる。

4、落ち着きと華やぎのあるまち
街路の樹や花壇、住む人を訪ねたくなるような生垣や庭の緑、買い物をしたくなるような洒落た店先、住宅街にも点在するギャラリーやカフェなど、「道路などの公的(パブリック)空間」と「建物や敷地などの私的(プライベート)空間」を魅了的につないで、落ち着きと華やぎのあるまちをつくる。

5、建築に際しては周辺との調和を心がけ、街なみに貢献する
建築や開発をしようとする者は本憲章を尊重して、周辺と調和しさらには周辺に貢献する街なみを形成するように、努めなければならない。

以上(玉川学園地域まちづくり憲章より抜粋)


 住んでいる地域の特徴や良さを知って、住まいの建て方や暮らし方がまちなみに活かされていくと、まちの価値も高まり、自分も隣人も気持ちよく生活できるようになると思います。
 ここ10年で玉川学園のミニ開発は益々進み、今まで一軒だった敷地に庭のない家が何軒も建設されたり、高い垂直擁壁で敷地を目一杯に使えるようにした家が増えるなど、まちの景観が大きく変容してきました。
 今住んでいる人もこれから住もうと考えている人も、玉川学園には地域の住民が自主的に作った「まちづくり憲章」があるまちだということを意識し、尊重して暮らすことが大事だと思います。また、宅地開発や建築の事業者には、まちづくり憲章をベースにした「建築協約」を尊重していただき、まちがより魅力的になるような計画をお願いします。
 今後も「まちづくり憲章」や「建築協約」の周知に努め、歩いて気持ちの良いまちへ、玉川学園地区の緑豊かな景観を守っていきたいと思います。

2019年度の活動報告☆第3弾☆【まちづくり顕彰プロジェクト】
~玉川学園地区まちづくりの会主催~
 昨年はまちなみ景観に貢献された建て方や暮らし方をされているお宅について顕彰しましたが、今年はまちなみ景観に貢献した開発がされ、魅力的に育っているエリア内のお宅にエリアを代表して顕彰しました。 
 昨年6月2日に行なわれた玉川学園地区まちづくりの会の総会において、顕彰エリアの紹介と顕彰理由を発表し、理由入りの感謝状とエリアの特徴を表した地域在住の作家さんオリジナルの特注オブジェをお渡ししました。
 また、参加者全員で乾杯しお祝いしました。昨年同様、顕彰理由を発表することにより、感謝する方される方双方で住まいの建ち方やまちなみへの影響について再認識されることになり、晴れやかに共通認識が広がって行くことを実感します。貢献エリアの紹介と感謝理由については、機会があるごとに発表報告していますが、今年1月26日に行なわれた「玉南まちカフェ」において展示発表をしました。
当日の様子は、まちづくりの会のページ
( https://www.facebook.com/tamagakumachiplan/)に報告をあげています。
2019年度の活動報告☆第2弾☆
困っている方の助けになりたいという思いやりの精神と地域の協力団体が横のつながりを持っているとこんなことも実現できます!
町田市地区協議会活動報告会でも紹介し、他の地域の方々からも好評を頂きました。

玉川学園地区社会福祉協議会主催
「街かど・なんでも相談室」
2019年9月に開設した「街かど・なんでも相談室」。開設までの経緯・準備、そして多くの方から支援頂いていること、そして現状・課題について報告いたします。
〈開設までの経緯・準備〉先ず、アンケート等で得た街の声に応えて、相談の場を設けることになりました。2019年1月に準備の打合せ会をスタート。子ども支援では「ころころ児童館・レマーニ・さくら保育園」、高齢者支援では「第3高齢者支援センター・ゆい訪問看護ステーション」に加えて、民生委員・保護司の方々に参加していただきました。毎月開催し、突っ込んだやり取りが出来ました。
場所としては、商店街3店の協力を得て、定休日にお借りすることが出来ました。第2日曜日(ブティック・フォーライフ)・第3月曜日(ギャラリーウェアミー)・第4火曜日(美容室フェリス)の毎月3回(13:30~15:30/2時間)を開催日としました。
上記の協力団体・協力者の方とカウンセラーの2名体制で、相談しに来られる方を待つことになりました。じっくりお聴きすること(傾聴)を第一に心がけて対応しています。
なお、お店の貸借料は地区協議会からの後援で支払いを行いました。
一方、街の皆さんに周知していただくためのリーフレットの作成・配布・ポスター掲示・ニュースでの広報に務めています。地元の金融機関・商店には、ニューススタンドの設置・ポスターの掲示にご協力いただいています。
相談者は未だ少ないですが、「おしゃべりの場」として利用していただく方も出て来て、中には継続して来られる方もいます。また、最近はご家族の心配事をお話に来られた方がおり、その後の支援も心がけています。
課題は何と言っても、街の方々に気軽に安心して来ていただくことです。おしゃべりの場としても、一寸した困りごと、心配ごとを話していただく場としても利用されることを願っています。そのためにも、周知、広報(リーフレット配布・ポスター掲示・ニュースでの案内等)をより一層心がけます。また、一度来られた方に良い場と認めていただき、友人・知人等に紹介していただくことも大切だと思っています。皆さまのご協力・ご支援をこれからもよろしくお願いいたします。

2020年5月22日金曜日


「ステイホーム総会」を進めています。
2020年度事業計画ご紹介の前に、2019年度の活動を振り返ってみたいと思います。
地区協議会ニュースでは伝えきれなかった事業担当者の思いをお届けします!

玉川学園地区社会福祉協議会主催
2019年度【玉ちゃんサービス】(日常生活支援訪問)活動報告

~「おたがいさま」の心「支え合い」の輪 着実に広がる~

≪南大谷地区でも南大谷玉ちゃんサービスがスタートしました!≫
昨夏より発起人3~4名で玉川学園から応援協力者が参加し、今年120日に協力者12名、コーディネーター1名によって、スタートしました。。チラシを作成し、協力者募集をしながら人から人へとPR活動に助成金を利用しております。

玉川学園地域では、2019年度1月末時点で、活動実績1011.75時間、件数713件。
このペースで推移すると年内1200時間の目標達成が期待できます!
年内1200時間って!?どんな数字だと思いますか?これは月間100時間、月稼働日を20日として計算すると15時間稼働となります。すなわち、45名の協力者が毎日、訪問活動をしている数字です。このように数字的にも「玉ちゃんサービス」の活動が着実に地域に根を下ろしつつあることが分かります。一つの要因として、自宅訪問する協力者がこの地域の方であり、更に`地区社協が採用し、登録された方々`であることが安心につながっている事だとご利用者はおっしゃいます。
今後は、丁目毎にコーディネーター、協力者のマップを作成し、いつでも相談、いつでも活動できる場を創っていきます。

~活動について思うこと~
何よりも嬉しいことは、この「支え合い」の取組を通し、ご利用者が協力者に感謝の想いとなり、更に協力者は先行く人達の日常生活の様子を知り、「年を取るとこういう事が出来なくなるのだ」という事を再確認(学習)したり、「生活の知恵」をいただいたりしながら、ご利用者の喜ばれる姿から元気をいただいています。この「お互いさまの心」が広がっていることです。